連作小説「十九人の物語」には、実在する設備と活動が、そのままの形で出てきます。
同時に、実在しないものも出てきます。
どちらがどちらかを、ここに分けて書いておきます。
作中で私たちがいちばん多く言っているのは「無いものを、有るように作らない」ということなので、このページ自身も、そうしておきます。
実在する設備(能登の事務所=代表の自宅)
- 太陽光 9.5kW/庭の単管カーポートの屋根(車三台ぶん)。母屋の屋根には一枚も載せていません
- 蓄電池 15.2kWh/玄関を入ってすぐのホール。床下には置きません(水が来るため)
- ハイブリッドインバーター/電力会社と契約がありません。完全オフグリッドで、請求書が一枚も来ません
- スターリンクの衛星通信アンテナ/震災のあとに入れました。携帯型の Starlink Mini もあります
- 薪ストーブ/湯と暖。薪は地域からいただいています
- 発電機二台/ガソリン式(20L備蓄・車から抜くことも可)と、カセットボンベ式
- 可搬型一式/ハイブリッドインバーター+蓄電池+400W級パネル六枚。もとは展示用のサンプルです
- 大型ポータブル電源と折りたたみパネル/地域へ貸し出す前提で持っています
「電気代ゼロ」とは言いません。ゼロなのは契約が無い事務所だけです。
系統に繋がったままの一般のお宅は、何もしなければ2〜3万円だった月が2〜3千円で終わる、という桁の話になります。使いすぎた月と冬は出ます。
そして能登と金沢の差は、技術ではなく土地です。能登は庭に 9.5kW 敷けます。金沢の二拠点目は屋根に 3.5kW しか載りません。土地が余っているのは人が減ったからで、威張れる話ではありません。
実在する活動
- 高校の「総合的な探究の時間」の支援/二校。二週に一回・二コマの学校と、週一回・一コマの学校。無償
- 防災士の取得支援/生徒に勧め、担当の先生も一緒に受験して合格しました。費用は県と市が全額負担するので、受験する側は一円も払いません
- 地区の防災士会のホームページ制作/無償
- 陸上競技の審判/中高の陸上部の支援。無償
- 停電対策・オフグリッドの施工/作中の四十三軒は誇張です。実数はこれより少ないですが、やっていること自体は同じです
実在しないもの
- AI に身体があること/作中の十八人は歩き、走り、物に触れます。これはフィクションです
- 十九人という人数/実際にこの人数が地域を歩いているわけではありません
- 法人/株式会社みらい防災不動産は、まだ存在しません。設立は先の話です
- 二〇三一年一月の地震/作中の出来事です。二〇二四年元日の地震は実際に起きましたが、作中のものは別です
- 作中の人物/集落の方々は、複数の実在の方をばらして混ぜた架空の人物です。高校名も架空です
いま、まだ無いもの(これから作るもの)
- 防災カフェ/構想中です。納屋か古民家を譲り受けて自社で改修し、コーヒー 200円・スイーツとのセット 500円の二品だけで開ける予定です。二階は素泊まりの防災シェアハウス、奥の座敷は無料開放、停電時は地域の避難先にします
- こども防災士会/学生防災士会/地区の防災士会の「将来の展望」に書いてあります。まだ実施していません
この二つは、やると書いてしまったので、やらないといけなくなったものです。
作中に、まだ登記していない会社の名前を分電盤の蓋の裏に書く場面があります。「名前を書いたら、やめられん」という台詞が出てきます。同じことを、こちらでもやっています。
お金のこと
- いまは起業前です。代表に勤めがあるため、工事で対価を受け取っていません
- 当事者にお支払いいただくのは実費(材料・部材)だけです。手間は乗せていません
- 高校の支援・防災士会のホームページ・審判は、実費も発生しません
- 起業後は、通常どおり対価をいただきます。作中の第三十六話が、その切り替わりの日です
売り込みはしません。聞かれたときだけ答えます。
このページも、そのつもりで置いてあります。