訓練概要
規模
防災士として、金沢市の自主防災訓練に参加しました
人口約1.5万人の校下、1番大きな指定避難所（小学校の体育館）で訓練が行われました
各町会から指名された300人ほどの住民が集まりました
運営側（防災士）は、校下外からの支援防災士も含めて約50名参加
内容
朝、校下に防災無線が流れました
訓練で避難所に来ない住民は、玄関ドア付近に安否確認のタオルをかけることになっていました
訓練日時の周知は、校下の回覧版で連絡したそうです
訓練参加者は、町会長さんを含む各町会10名前後の住民が逐次避難所である小学校体育館へ徒歩で来ました
受付後は、いくつかのグループに別れて事前に準備された展示、体験、講話を受講しました
企業展示（電気）
地元に本社がある電気屋さんの展示ブースがありました
災害時は、災害支援事業所としての協定が結ばれています
ポータブルバッテリー、モバイルソーラーパネル、止水板の現物の展示・説明がありました
ネットで調べたら1万台でした
ポータブルバッテリーは、ネットでもよく見かける一般的な商品が紹介されていました
容量が大きいものは長持ちしますが重すぎて運ぶのが大変です
特に女性が持ち運ぶ可能性がある場合は、容量と重量のバランスを考えて選びましょう
大容量は重く高価
軽いものは安価ですが容量が少なくなります
ご家庭で備えるなら1kW～2kWが妥当だと考えます
企業展示（ガス）
同じく地元の、ガス屋さんもブースを出展
注目は、家庭用プロパンガスを燃料にする発電機です
プロパンガスから繋ぐタイプとカセットコンロのタイプがあります
共に市販されています
このモデルはカセットコンロ飲みですが、市販されているものでカセットコンロとガソリンの両方が使えるものもあります
日本製にこだわらなければ、これより上位スペックでもかなり安く購入することができます（大陸の製品）
防災バッグ（非常持ち出し用品）、防災ポーチの展示
金沢市コミュニティ防災士会の展示です
普段のお出かけでも持ち歩けます
非常持ち出し用品（基準）
非常用トイレ展示
防災講話
非常用持ち出し用品を入れた防災バッグの作り方等のアドバイス
消防ポンプ車展示、放水体験
校下の消防団による放水体験もありました
災害情報、避難経路等パネル展示
まとめ
人口1.5万人の地域で防災訓練に参加しましたが、1.5万人と言えば能登半島の各市町の人口と近い人数です
能登半島の市町は広範囲に1.3~5万人居住、金沢市の場合は狭い範囲に密集して1.5万人が居住しています
能登半島で、参考にできることを考えて今後に活かしたいと思います
引き続き、過疎地の能登半島、人口密集地域である金沢、どちらの訓練もできれば参加して、ともに活かせること改善することを考えたいです