太陽光発電システム+バッテリー+ソーラーコントローラー+インバーター+監視カメラ

被災地で問題になっており、留守宅の空き巣問題の改善に役立てたいシステムです。

被災地で、このシステム自体が盗難されることも防がなくてはなりません。

そのためには、本システムの設置場所の検討は最も重要になります。

カメラはあえて見える位置に設置

見せる防犯です。見える位置ですが、容易に手が届かない位置を選定する必要があります。カメラのレンズ部に何かを被せたり、スプレーで塗られてしまわない予防策です。

併せてステッカーや貼り紙にも一定の効果はあると思います。

カメラのケーブルは露出させず切断を防止します。

太陽光パネルは下屋(げや)の上、ソーラーコントローラー、インバーターは建物内

カメラ同様、地盤面から容易に手が届く位置へなるべく避けます。太陽光パネルは、日当たりの良い下屋(げや)の上に設置し、ソーラーコントローラーとインバーターが入ったコンテナボックスは建物内部に入れるよう配置を検討します。

下屋とは、1階部分の上の屋根です。能登地方の古くからある家には必ずあります。比較的新しい住宅は、総二階が多いのでその場合は下屋はありません。取付位置を検討する必要があります。その都度、ご提案させていただきます。

録画先ははクラウドが安心

監視カメラの録画先は、クラウド(ネットワーク上の録画先)が安心ですが、その分月々のコストがかかります。監視カメラのメーカーによりますが、カメラ1台あたり月額700円~1000円が相場です。(令和6年5月現在)

メリットは、万が一監視カメラシステムが盗難された場合や電源が無くなった場合、カメラに不具合があった場合でもそれまで録画されてきた動画ファイルにアクセスして動画を見ることができます。

一方、!マイクロSDカードに録画する方法もあります。弊社がこれまで扱ってきた監視カメラは、ほとんどの機種がマイクロSDカードが挿入できました。月額の支払いを0円運用するのであれば、マイクロSDカードになります。デメリットは、監視カメラシステムが盗難された場合、または、カメラの電源が無くなった場合、カメラが故障して場合には、スマホからアクセスできなくなりますので、録画してある動画が見られなくなります。マイクロSDを取り出すことができれぱ、パソコンで動画を見ることはできます。盗難された場合は不可能です。

まとめ

今回は、一般的に販売されている監視カメラの仕組みと設置する場所について紹介しました。

今回紹介していないNVR(ネットワークビデオレコーダー)という機器もございます。監視カメラを複数管理する場合に選択肢に入ります。お客様のニーズに合わせてご提案させていただきます。

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