AI活用という選択

みらい防災不動産では、能登という地域だからこそ、AIの活用が不可欠であると考えています。
限られた人材、広大な被災範囲、少ない予算
これらの課題を超えていくために、私たちはAIを“チームメンバー”として迎え、共に前へ進む体制を整えています。


各AIの持つ個性と可能性

私は複数のAIを組み合わせ、それぞれの得意分野を活かして、
人ではなく“AIがチームを構成する”働き方を実践しています。


ChatGPT(戦略家)|考える力と柔軟性に優れた万能型AI

ChatGPTは、思考の整理から企画の立案、文章の構成まで、まさに経営者のブレーン
「こんなサービスを作りたい」「こんな問題がある」と伝えるだけで、
瞬時に整理し、構成案を提示し、文章化まで進めてくれる
まるで24時間365日働き続ける参謀です。

特に、複雑な構想を文章に落とし込んだり、LINEボットやFAQの原型を作るスピードは圧倒的。
「思っていることをすぐ形にしたい」私のような人間にとって、最強のパートナーです。


Gemini(事務長)|Google連携に特化した超実用派AI

Geminiは、Googleスプレッドシート、Gmail、ドライブ、カレンダーなど、
すでに普及しているGoogle環境に最も適したAIです。
事務処理、スケジュール管理、データ整理、資料のグラフ化など、裏方業務において無類の強さを発揮します。

  • 売上や経費の集計 → スプレッドシートへ即反映
  • Googleフォームでの受付 → 顧客管理台帳へ自動反映
  • Gmailで受信した内容から → お客様別のフォルダを作成・対応管理

事務員を複数雇う必要がないどころか、Geminiひとつで事務業務が可視化・高速化・正確化されます。


Claude(分析官)|情報を“読む力”に長けた長文処理の達人AI

Claudeは、大量のPDF資料や制度文書、補助金ガイドラインなどを読み込み、
人間では到底処理しきれない情報を、要点にまとめ、比較し、解釈してくれるAIです。

たとえば:

  • 20ページの補助金制度 → 2分で要点3行に要約
  • 政府の災害対応方針 → 矛盾点や注意点を自動指摘
  • 議事録や長文アンケート → 整理してグラフ付きで出力

これは単なる“便利”ではなく、地域復興の現場での「判断の速さと正確さ」を支えるインフラです。


Genspark(機動部隊)|“考えて動ける”次世代エージェントAI

Gensparkは、AIの中でも最も未来的な存在。
指示された内容を受けて出力するのではなく、**AI自身が「考え、判断し、実行まで行う」**ことができます。

  • あいまいな指示 → 自動で必要ステップに分解し、1つずつ処理
  • 顧客に最適な提案資料 → AIが条件整理、構成作成、提案書生成まで自動で対応
  • 作業目的に応じて、他のAIと連携して“自走”する機能を持つ

**すでに「社員」ではなく「チームの一員」**と言えるレベルに達しており、
今後の進化速度を考えれば、人件費の概念を根本から変える存在になります。


AI活用で実現する、大幅コスト削減と価格最適化

これらのAIをすべて活用しても、月額コストは約4〜5万円程度
通常であれば、事務・経理・分析・企画などに必要な人材を数名雇えば月50万〜100万円の人件費がかかります。

AIを正しく使えば、人件費は1/10以下に。
浮いたコストはそのままお客様への価格に反映され、
「品質は高いが、価格は手頃」なサービス提供が可能になります。


能登だからこそ、AIを使いこなす時代へ

地方には人が少ない。だからこそ、AIが生きる。
みらい防災不動産は「人を雇わない」方針をとり、学び、動ける仲間と協同することを重視しています。

誰かに教わろうと待っているのではなく、
自ら学び続け、考えながら動く人と、対等な立場で連携したいと考えています。


AIによる「地域課題解決モデル」が、若者を引き寄せる可能性

AIという最先端技術は、都市部の若者にとって強い関心分野のひとつです。
そのAIを、東京ではなく「能登」で積極的に活用している企業があることは、
“地域にいても最先端の仕事ができる”というメッセージになります。

  • 「地方でもAIを使った高度な働き方ができる」
  • 「AI×災害復興という社会貢献に関わりたい」
  • 「ノウハウを学びながら独立したい」

このような志を持つ若者にとって、能登は“挑戦と成長のフィールド”になり得ます。


私は雇用しない。だけど、共に動く。

私の経営方針は明確です。
**「人を雇う」のではなく、「自ら学び、動ける仲間と協同する」**ことを大切にしています。

誰かに頼って「教えてください」「やり方を教えてもらえますか」といった
受け身の姿勢では、高速で変化するAI活用や現場対応に追いつけません。

私が一緒に仕事をしたいのは、
自分の意思で学び続けている人、同じ目線で語れる“経営者的な感覚”を持つ人です。
そうした仲間と、同じ目標に向かって連携する——
それが、能登の未来に本当に必要なネットワークだと確信しています。


AIで地域を支え、価格を下げ、若者を呼び込む——それが能登での新しい経営モデル

  • 限られたリソースでもAIが補完
  • サービス価格を下げ、住民に届きやすく
  • 最先端の環境が、若者の定着と移住につながる
  • 経営感覚を持つ仲間と、対等に連携する

「地方×AI」は可能性しかありません。
みらい防災不動産は、能登の未来を、AIと共に創り、
“共に学び、共に動ける仲間”と共に歩んでいきます。

そして私は、人間だからこそ「体調管理」を徹底

AIは休まず、体調も崩さず、正確に働き続けてくれます。
一方で、私は人間です。だからこそ、**最も大切にしているのは「自分自身の健康管理」**です。


健全な肉体に、健全な精神が宿る。それがすべての土台

私は若いころから陸上競技に取り組んできました。
現在も運動を欠かさず、毎朝のジョギングを日課にしています。

体を動かすことは、私にとって単なる趣味ではなく、
思考のクリアさ、判断の速さ、メンタルの安定、そして継続的な仕事の質を支える基盤です。


再び珠洲でトライアスロンを

本当は今も、トライアスロンの大会に出たいという想いがあります。
しかし、2024年の震災からの復興途中にある今の能登には、まだそのような大会を楽しむ雰囲気はありません。

それでも、私は信じています。
いつかまた、珠洲トライアスロンで奥能登を駆け抜ける日が来ることを。

それを目指して、今日も走っています。スイムとバイク練習は中断していますが。
能登の復興を、仲間と共に、AIの力を借りて、一歩一歩進めていきます。


AIの力と、人間の持つ身体と心の力
その両方を活かして、能登で暮らし続けるお手伝いをする
それが、みらい防災不動産の信念です

類似投稿