暮らしとつながる“防災シェアハウス”へ(構想中)

現在、「防災カフェ」という構想を進めています。
これは、能登半島地震の経験を活かし、日常に“防災”を取り入れたカフェ兼地域拠点として計画しているものです。

単なる飲食店ではなく、防災・地域交流・情報発信・展示などの複数の機能を併せ持つ空間。
そしてこのカフェの2階部分を活用して、「防災型シェアハウス」を併設する構想も同時に進行中です。


■ 災害を知るからこそ、“安心して暮らす”を形に

2階部分には、次のような防災設備を計画しています:

  • 太陽光発電+蓄電池による停電時の電力確保
  • スターリンクによる通信確保
  • 雨水タンク+簡易浄水器による断水対策
  • 簡易トイレ、非常食などの備蓄設備

日常生活と災害への備えを両立し、体験しながら学べる住まいを目指しています。


■ 暮らしながら地域とつながる

この防災シェアハウスでは、入居者に簡単な防災訓練への参加や地域イベントへの関与を想定しています。
それにより、移住者や単身者でも自然と地域とつながり、いざという時に頼り合える関係を築いていくことが可能です。


■ 地域の“集まる場所”としての機能も

1階奥には、地域の人が集まれるスペース(集会所的機能)を併設予定です。
自治会の集まり、防災講座、地元イベントなどに活用し、日常的に顔の見える関係を築く場として機能させます。


■ 今後の展開と位置づけ

この**「防災カフェ×シェアハウス」構想**は、将来的には能登全域で展開できるモデルとして捉えています。
太陽光や蓄電池、防災設備なども実際に導入し、「見せられる空間」として活用することで、再エネ住宅や防災改修の相談・施工にもつながっていく予定です。


【最後に】

この取り組みは、まだ構想段階です。
しかし、能登のこれからを考えるうえで、「住む」「集う」「備える」を一体化させた拠点づくりは必要だと強く感じています。

今後、準備が整い次第、当サイトやSNSで随時お知らせしていきます。
引き続き、ご関心・ご意見をいただけましたら幸いです。

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