令和6年能登半島地震、被災直後から空き巣被害、盗難被害が相次ぎました
大事なものを家から持ち出すことができず、避難所や遠方へ避難した人々が多くなりました
監視カメラを事前に設置して備える
能登半島の場合は、被災した後の今からでも遅くはありません
被災地域以外の方は、平常時の余裕がある時に取付をおすすめします
平常時でも家の防犯対策になります
カメラをつけることで、見せる防犯、抑止力になります
この家は防犯意識が高いな、と思わせることも大切です


本記事執筆時、令和6年10月現在、Amazonで購入できるカメラの一例です
購入する時に選ぶポイント
以下の機能が付いていれば被災地でも十分に使えると考えられます
ソーラーパネルが付属していること
電源不要、付属のソーラーパネルで発電してカメラ本体のリチウムイオンバッテリーに充電
悪天候でも数日間は持ちます
1日1時間程度充電できれば数日稼働することができます
simカードを挿入でき、独自で通信が可能なこと
カメラに元々simカードが付属している場合、追加料金(月額料金)が高い場合があります
格安simに対応したモデルを選ぶことで、家族で
使っている格安simと同じ会社にすることで料金をかなり抑えた運用をすることができます
PTZ対応であれば監視範囲が拡がります
PTZとは、パン、チルト、ズームの略です
パンは横回転、チルトは上下回転、ズームは拡大です
1万円台の機種でズームをうたっていても、画質が荒いズームだと思われますので、ズームは期待しない方が良いです
取り付け位置
簡単には手が届かない高い位置が望ましいでしょう
手が届くとカメラを持ち去られたり、破壊されたりする可能性があります
ソーラーパネルは、本体から外せるモデルがほとんどですので、ソーラーパネルは日当たりが良い位置を選定します
数十センチの延長ケーブル(TypeC)が付属しています
可能であれば、カメラ本体は雨が直接当たらない位置への設置をおすすめします
私は、耐久テストも兼ねて1台は雨ざらしの位置に取り付けてみました
商品的には雨程度なら防水性能があるとうたわれていますが、雨に当たらないに越したことはありません
WiFi電波が常時使える環境の場合
先に紹介した、simカード対応ではないwifi対応モデルを選べば良いでしょう
商品の一例です
私の自宅は、このカメラを取り付けてあります
TP-Linkの製品で、個人的に気に入っている会社です
わが家のネットワーク機器は、ほとんどがTP-Link社製です
ルーター、中継器、スマートスイッチ等、何台も使っていますがノートラブルで設定や管理もアプリで容易にできます


これが、スマホアプリから監視カメラをリアルタイムで確認した画面です
このカメラは、太陽光パネルの状態を見るだけなので、録画はしていません
SDカードをカメラ本体に挿入することで録画動画を確認することもできます
サブスクリプションで追加料金を払えばクラウドに録画データを保管するサービスもあります
私は費用を抑えるため使っていませんが、希望される方はそういう使い方も可能です
まとめ
紹介したIT関係の商品の開発スピードは、ものすごいです
すぐに新しい商品がでますので、導入する際は高額商品を選ばない方が賢明です
壊れた際のショックも大きいですし、修理費用もかかると思います
壊れたら新しい商品を買い換えるつもりで、なるべく安く、購入時現在でそこそこの商品を選択することが無難であると考えます
そうは言ってもなかなか故障しないものです
日本製ではない監視カメラを10台以上テストしたり、運用していますがこの5年ほどで壊れたカメラは1台もありません
屋外設置で、猛暑や寒冷など過酷な状況でも動作しています
時々、通信できなくなることはありますが、再起動すれば直ります
映らなくなっても諦めてはいけません
大概のインターネット機器は再起動や再設定でほぼ問題は解消します
弊社にお任せいただければ、アフターフォローもお手伝いいたします
まずは、DIYで使い倒してみることから学ぶことが多いので、興味がある方はぜひ購入してみてください