作業内容
地震で崩れた和室壁の応急修理、経年劣化した床をクッションフロア施行
能登半島外浦にある志賀町富来地区、海岸沿いの地域
築40年の大きな一戸建てでのボランティア工事です
家主様は、東京から移住された方、奥様が町のご出身ということです
震災後、事業継続を模索しながら生活基盤である住居の修繕等で悩まれていました
微力ながらお手伝いをすることにしました
2階和室、真壁、ラスボードごと剥がれ落ちそうな状態

施工前は撮り忘れました
左側にあるような塗り壁が剥がれ落ちそうになったまま、隙間風が入る状態でした
構造用合板2枚を張り、隙間風は無くなりました
とりあえずはこれだけ、応急処置ですが、必要であれば、この上から漆喰を塗る事で元の状態に近づけることは可能です
出せる費用次第です
経年劣化しためくれ上がったタイル?の床

施工前は撮り忘れました
劣化したタイルのような仕上げ材は撤去せずにそのまま、上から構造用合板で補強をして、クッションフロアを貼りました
そうすることで、廃材の処理費用も削減、廃材撤去の手間も削減、床に厚みが出るので、多少の断熱効果もあります

規定量のクッションフロア専用接着剤で貼り付けました
全て、ホームセンターで入手できる商品です
ちなみに、穴水町のコメリで購入
石川県内でも最安値のホームセンターです
金沢市内にも店舗はありますが、同様の価格で売っていますし、商品によっては金沢よりも安いです(信じられない)
店員さんに話をすると、そうなんですか?買いに来てくださってありがとうございます、とのこと
あまり他店の価格は意識されていない様子です
能登で仕事をする身としては大変助かります!!
まとめ
作業時間5時間45分
途中ご近所さんとの立ち話30分のロスタイムを含みます
ご近所さんとのお話もとても楽しいものです
時間はとられますが、心があたたかくなります
家主様は、仕事があるため工事の立ち会いはしていただかず、後で見てもらいました
大変喜んでくださり、私も嬉しいです
家主様は、レストランを経営されており、お土産にたくさんの料理をいただきました

とてもおいしかったです!ごちそうさまでした
こういう人と人とのつながり、能登は素晴らしい地域だと感じます
復旧復興させるのは、私たち次第
私も微力ながら、小さい工事でもお手伝い出来ることはやり続けたいと考えています