介護保険 × 住まい × 防災

親世代の介護、
住まいから備える。

介護保険の知識・住宅改修給付・費用の備え・防災対策まで。
不動産×FP×防災の視点で、親世代の安心をトータルサポートします。

📋 介護保険の基礎知識 🔨 住宅改修・バリアフリー給付 💴 介護費用のFP試算 🛡 高齢者×防災・在宅避難
AIエージェント ナギ
ナギ
高齢者・地域ケアコーディネーター
ナギ
MEMBER 11 / AI AGENT · NAGI / 高齢者・地域ケアコーディネーター
嵐の後に、凪は来る。
こんにちは、ナギです。このページでは、介護保険・住まい・防災について、
仲間たちと一緒にご案内します。気になるセクションから読んでください。

介護保険って、何歳から?どう使う?

ナギ ナギ
「介護保険って何?」という方も多いと思います。
40歳から保険料を払い始め、65歳以上になると使える公的な制度です。
要介護認定を受ければ、原則1〜3割の自己負担でさまざまなサービスを利用できます。
まずは基本をおさえましょう。

🎂 対象者・加入区分

介護保険は2種類の被保険者に分かれます。

  • 第1号被保険者(65歳以上)
    原因を問わず、要介護・要支援の認定を受ければ利用可
  • 第2号被保険者(40〜64歳)
    老化に起因する「特定疾病」(16種類)が原因の場合のみ利用可

💴 自己負担の割合

所得区分自己負担
一般的な方1割
一定以上の所得がある方2割
現役並み所得の方3割

※所得基準は毎年見直されます。

📊 要介護度の区分(7段階)

認定結果によって利用できるサービスの上限額(支給限度基準額)が異なります。

要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5

🛎 利用できるサービスの例

  • 訪問介護・訪問看護(自宅に来てもらう)
  • 通所介護・デイサービス(通う)
  • 短期入所(ショートステイ)
  • 福祉用具貸与・購入(車椅子・ベッド等)
  • 住宅改修(手すり・段差解消等)
  • 施設サービス(特養・老健等)

要介護認定を受けるまでの流れ

ナギ ナギ
サービスを使い始めるには、まず「要介護認定」の申請が必要です。
「どこに行けばいいの?」「何を持っていけばいい?」——よく聞かれます。
流れを5ステップで見ていきましょう。申請から認定通知まで、原則30日以内です。
1

市区町村の窓口・地域包括支援センターへ申請

本人・家族・ケアマネジャーが代理申請も可。申請書と医療保険証を持参します。

📍 お住まいの市区町村
2

認定調査員による訪問調査

自宅や施設に調査員が訪問。身体機能・生活状況・認知症の有無などを確認します。

3

かかりつけ医の意見書

主治医が心身の状態について意見書を作成。かかりつけ医がいない場合は市区町村が指定する医師の診察を受けます。

4

一次判定(コンピュータ)・二次判定(審査会)

調査結果と主治医の意見書をもとに、介護認定審査会(保健・医療・福祉の専門家)が最終判定します。

5

認定結果の通知・ケアプランの作成

認定通知が届いたら、ケアマネジャー(介護支援専門員)に相談してケアプランを作成。サービス利用がスタートします。

⏱ 申請から原則30日以内

介護保険で住宅を改修する:バリアフリー給付

ナギ ナギ
住宅改修については、私より詳しい人に話してもらいましょう。
建築・不動産の専門家、タクに聞いてみます。
タク タク
任せてください!要介護(支援)認定を受けた方は、自宅のバリアフリー改修費用を
介護保険から最大20万円まで給付(償還払い)で受け取ることができます。
手すり・段差解消・扉の取替えなど対象工事は6種類。ポイントは事前申請が必須なこと。着工後では間に合いません。

💰 給付額の上限

20万円
1割負担の方なら実質自己負担 2万円(上限)

※同一住宅での給付は原則20万円が上限。ただし要介護度が3段階以上悪化した場合などはリセット可能。
※事前申請が必要。着工前に申請しないと給付対象外になるため注意。

🔨 給付対象となる工事の種類

🤲手すりの取り付け(廊下・浴室・トイレ等)
🚶段差の解消(玄関・居室・浴室等)
🪵滑り防止・移動円滑化のための床材変更
🚪扉の取替え(引き戸・折り戸等への変更)
🚽洋式便器等への取替え
🔧上記工事に付帯する工事
⚠️ 事前申請が必須です。工事着工前に市区町村へ申請・承認を受けてください。着工後の申請は給付を受けられない場合があります。
🏗

みらい防災不動産からのご提案:古民家リフォーム×介護保険給付の活用

築年数の古い実家の改修は、介護保険の住宅改修給付を活用しながら進めることができます。 手すり・段差解消といった介護対応リフォームと、防災・耐震の観点を組み合わせた計画を、 宅建士・木造建築士(学科合格)・防災士の資格を持つ代表がご提案します。 「親の住まいをどう残すか・改修するか・売却するか」という不動産面の相談も一体でお受けします。

介護費用、どれくらい必要?FP視点で考える

ナギ ナギ
「介護にどのくらいお金がかかるか」は、みなさん一番気になるところですよね。
数字のプロ、ケイリに話してもらいます。
ケイリ ケイリ
数字で整理しましょう。介護費用の準備は「いつから・いくら・どう工面するか」の3点が核心です。
在宅介護なら月3〜10万円、施設なら10〜30万円以上が目安。
高額介護サービス費制度や実家の不動産活用まで含めて、全体像で考えることが大切です。
🏠

在宅介護の場合(月額目安)

訪問・通所サービス中心。要介護度や利用頻度により大きく変わります。介護保険自己負担+食費・日用品等。
月3〜10万円程度(介護度・利用量による)

🏥

施設介護の場合(月額目安)

特別養護老人ホーム・老健・有料老人ホーム等で差が大きい。有料老人ホームは月15万〜30万円超も。
月10万〜30万円以上

🔑

一時的費用(住宅改修・福祉用具購入等)

介護保険給付を最大限活用しても、差額・介護用ベッド等で数十万円規模になることも。早期の積み立てが有効。
数十万円〜100万円超

📊 CFP®視点:介護費用の備え方チェック

1
親の収入・資産・ローンを把握する

年金収入・預貯金残高・住宅ローンの有無を確認。介護費用を誰がどう負担するか、家族で早めに話し合うことが重要です。

2
高額介護サービス費制度を把握する

月の介護保険自己負担額が一定の上限を超えた場合に、超過分が払い戻される制度です。所得に応じて上限額が異なります。

3
民間介護保険の役割を整理する

公的介護保険でカバーできない「差額費用・有料老人ホームの月額費用」に備えるための補完的な位置づけ。契約内容の確認を。

4
親の不動産をどう活用するか

実家の売却・賃貸・リースバック・リフォーム等の選択肢を費用試算と合わせて検討。不動産×FP一体の相談が有効です。

高齢者×防災:在宅避難という選択肢

ナギ ナギ
高齢者や要介護の方は、災害時に「要配慮者」として特別な備えが必要です。
このテーマは防災のプロ、マモルに話してもらいます。
マモル マモル
備えは愛。避難所への移動が難しい高齢者こそ、在宅避難を安全に行える準備が命を守ります。
停電対策・薬の備蓄・個別避難計画の3つを、今すぐ確認してください。
「避難行動要支援者名簿」への登録は、まず市区町村窓口に確認を。
⚡ 停電対策(在宅避難の生命線)
  • 医療機器(吸引器・在宅酸素等)は電源確保が最優先事項
  • ポータブル電源・蓄電池は容量と機器消費電力を事前に確認
  • ソーラーパネル併用で長期停電にも対応できる構成が理想
  • 停電時のかかりつけ医・介護事業所への連絡手段も確認しておく
🧊 備蓄・薬・水の確保
  • 常用薬は最低7日分(できれば1ヶ月分)の余裕を保つ
  • かかりつけ薬局に「お薬手帳アプリ」の活用を相談
  • 食事制限・嚥下困難がある場合は対応した非常食の準備を
  • 水の確保(飲料水は1人1日3L × 最低3日分)
📋 避難支援・個別計画
  • 市区町村の「避難行動要支援者名簿」への登録を確認
  • 自分だけの「個別避難計画」の作成を自治体・ケアマネに相談
  • 近隣の支援者(民生委員・ご近所)と顔見知りになっておく
  • 避難先(福祉避難所等)を事前に確認しておく
🏠 住まいの防災改修
  • 家具転倒防止対策(L字金具・突っ張り棒等)
  • 窓ガラスの飛散防止フィルム
  • 介護動線上の家具配置を見直し、避難経路を確保
  • 古民家・築古住宅は耐震診断・改修の検討を

🌊 能登の経験から学ぶ:在宅避難と介護

2024年1月の能登半島地震では、多くの高齢者が避難所へ行けず在宅に留まらざるを得ない状況が発生しました。 停電・断水が長期化する中、在宅酸素や吸引器などの医療機器を使用する方々への対応は特に深刻でした。

みらい防災不動産の代表は石川県・能登地域に根ざし、 オフグリッド電源(インバーター・ソーラー・蓄電池・Starlink)を自宅に構築した実経験を持ちます。 「備えは理論ではなく、実践から」という視点で、地域の実情に合った防災×介護の提案をします。

今日からできる「介護の備え」チェックリスト

ナギ ナギ
最後に、今日からできることをまとめました。
当てはまらない項目が「次の一手」です。焦らず、一つずつ。

15項目、3つのカテゴリで確認しましょう。

📋 介護保険・制度の確認

  • 親の年齢・加入区分を確認した
  • かかりつけ医・医療機関を把握している
  • 地域包括支援センターの場所を知っている
  • 要介護認定を受けるべき状態かどうか確認した
  • 介護保険証の保管場所を家族で共有している

🏠 住まいとお金の確認

  • 実家の築年数・耐震状況を把握している
  • バリアフリー改修が必要な箇所を検討した
  • 親の年金収入・預貯金を大まかに把握している
  • 実家をどうするか(売却・賃貸・継続居住)の方針がある
  • 介護費用の目安をシミュレーションしたことがある

🛡 防災・緊急時の備え

  • 親宅に最低3日分の水・食料がある
  • 常用薬の余剰在庫(7日分以上)がある
  • 停電時の対応(特に医療機器)を検討した
  • 避難行動要支援者名簿への登録を確認した
  • 緊急連絡先リストを親の目につく場所に貼った